『中世の古文書』展@国立歴史民俗博物館(2013.11.22)

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よく晴れた11月22日、霜月仲冬は休暇を利用して佐倉の国立歴史民俗博物館へ向かいました。ここで開催されている「中世の古文書」展が目的です。

京成佐倉駅から路線バスに乗り込んで、歴博までまっしぐら。11時半くらいだったでしょうか、チケットを買い求めていざ中へ。会場が2つに分かれており、まずは第1会場に。

「中世の古文書」展という事で、その名の通りたくさんの古文書が。

花押や名前、宛名を書く位置や締めの言葉など文書の様式を変える事で、意味合いが随分変わったり。上意下達の文書を、上意から順に並べてを辿ったり。

なんか普段の仕事でも似たような文書がメールで届いたりするなぁ、などと苦笑しながらじっくり観ていました。

「依仰下知如件(仰せにより下知、件の如し)」なんて現代でも便利なフレーズとして使えそうな気がします(笑)

…といった感じで、文書を一つ一つ読み解くと言うよりは、その文書が持つ性格と言うか、ストーリー性を追いかけてくれました。それがとてもわかりやすかったです。足利直義の「ドヤ顔の文書」には思わずクスッと(笑)

そう、そしてこの中世の古文書展はカマクラー属性てんこ盛りでした。頼朝兄から始まり、タロ&ゴロー(北条泰時&北条時房)、そして尊氏兄&直義などなど、ココロときめくアイテムばかり。

さすがに、我らが北殿(北条仲時)の文書はありませんでしたが、六波羅探題から出された文書を眺めては「仲時もこういう文書を出していたんだろうな」と妄想したり(笑)

観応の擾乱だけで一角を占めていたり、源義経の自筆書状なんてレア物もありました。

そして第2会場では、文書に使われた「紙」そのものの種類に関する解説がこれまた興味津々。

紙ではなく木札に至っては「炭素14」を使って、その板がいつの時代に切り出されたかを割り出した解説が、これまた興味深く。

この「中世の古文書」展、予想以上に面白く興味深い企画展示でした。11時半くらいに入って、観終わったのは14時を回ったあたり。

展示室の外には、自分の花押を作ったりできる体験コーナーも。頼朝兄や尊氏兄たちの花押がどのように作られたか解説があり、それに則って自分の花押を作ってみるという趣向でした。

出口に向かうとショップがあり、図録と尊氏兄の花押ストラップを購入しておきました(笑)

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で、この後どうするか悩みましたが、せっかく歴博に来たのだから常設展示も見ておこうと。

古代から現代まで幅広く網羅する常設展示、ものすごいボリュームでした。もちろん平安時代のコーナーもあり、衣冠束帯姿や十二単姿のマネキンや、模本ながら御堂関白記も。

現代コーナーでは、佐倉には陸軍の連隊がいたそうで、その佐倉連隊関連の展示も少なくありませんでした。

かなり駆け足で観たのですが、それでも常設展示に1時間くらいかかったでしょうか。時間をかけようと思えば、常設展示だけで丸一日かかると思います。

ちなみに国立歴史民俗博物館にはレストランもありました。本当に丸一日、居ようと思えば、居られます。

そんなこんなで国立歴史民俗博物館を後にしたのは15時半くらい。帰りは徒歩で京成佐倉駅まで戻りました。

「中世の古文書」展、文字通り食事を忘れるくらい、とても充実した展覧会でした。


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